2024年04月18日( 木 )

赤木ファイル開示~メールで「佐川氏の直接指示」伝える

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近畿財務局が入る大阪合同庁舎第4号館

 (学)「森友学園」に対する国有地の売却をめぐっての財務省による決済裁文書改ざん問題で、国は22日、自殺に追い込まれた近畿財務局の職員・赤木俊夫さんが残した改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」を遺族に開示した。

 ファイルは全518ページ。改ざんの経緯を時系列で記した文書のほか、財務省本省が近畿財務局との間で、交わされた約40通のメールなどが記載されていた。メールのなかには佐川宣寿理財局長からの「直接指示」を示す記述もあった。

 財務省本省は2017年2月26日から約1カ月半、メールで近畿財務局に再三にわたって、改ざんを指示していた。

 【新貝 竜也】

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