2024年03月30日( 土 )

【技能実習生】外国人人材の適切な雇用のために(前)

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「K’s VIEW」と「ALLORA」の活用を

 これまでに筆者が投稿した記事を「K’s VIEW(ケイズ ヴュー)」 のタグを付けてひとまとめにし、さらに閲覧しやすくなりました。

 K’s VIEWでは、主に留学生、技術・人文知識・国際業務、技能実習生、特定技能などの在留資格で入国する外国人に関連したさまざまな情報をお伝えします。

外国人留学生 イメージ    K’s VIEWとともに、筆者が運用する「ALLORA(アローラ)」というウェブサイトがあります。このサイトでは、とくに外国人留学生の就職支援策として、専門学校・大学などで学び、日本企業に就職して活躍したい熱意と高い能力を有する高度人材の在留資格で就職できる外国人留学生1人ひとりの詳細な個人情報を掲載しています。学校と本人の了承を得て、ALLORAに掲載しています。この学生たちの詳細な個人情報をALLORAの有料会員になられた企業会員だけが、何度でも自由に閲覧できます。

 人材紹介業や人材派遣業などの人材斡旋業ではなく、企業と学校、そして本人と企業との良縁を結ぶ役割を担い、企業のお役に立てる情報提供の一環として、この有料サービスを提供します。

 高い志を持って日本に留学した学生たちの「夢の実現」をサポートします。今年度もALLORAに登録されている外国人留学生たちが、学び舎を卒業すると同時に日本企業に就職し、夢の実現への第一歩をスタートさせます。

 この有料サービスを活用する会員企業では、自社の就職担当者に任せるだけでなく、企業の代表者自らが閲覧し、より高い能力の人材との出会いを真剣に求めています。

 ALLORAには、とくに有名校の日本人や外国人留学生の登録者が多く、人柄も能力も申し分なく、面談していただければ、とても良好であることがわかります。高度な人材が不足している場合には、お気軽にお問い合わせください。ALLORAは登録済みの各学校との連携で、必要に応じた情報を速やかに提供するように努力します。

 また、技能実習生や特定技能などの在留資格で働ける人材を求めている企業もあるかと思います。お問い合わせいただければ、ALLORAは関係する優良な協同組合(監理団体)や登録支援機関との連携で、必要に応じた情報を迅速に提供するように努力します。

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「鎖国」解除? 外国人入国制限の大幅緩和へ

 外国人入国緩和措置を受けて、ALLORAの活動がお役に立ちます。政府は1日、海外から入国する外国人留学生の水際対策緩和措置により、これまでの1日3,500人を5,000人に拡大しました。松野官房長官は9日の記者会見で、14日からは1日5,000人を7,000人へとさらに引き上げると発表しました。すでに在留資格を取得していても来日できず、待機している外国人留学生約15万人の現況を優先的に解消するために、ビジネス客が比較的少ない平日を中心に航空機の空席を活用して、早期に入国できる仕組みを設けると発言しています。

(つづく)

【岡本 弘一】

(後)

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