2022年08月18日( 木 )
by データ・マックス

SDGsがテーマの映画事業 ワイン事業を通じて世界平和に貢献を(前)

ユナイテッドピープル(株)
代表取締役 関根 健次 氏

 ユナイテッドピープル(株)は「人と人をつないで世界の課題解決をする」をミッションに掲げ、映画の配給・宣伝・制作を行うほか、昨年からはワイン事業も手がけている。7月5日に設立20周年を迎えた同社の関根健次代表に話を聞いた。

2009年に映画事業スタート

ユナイテッドピープル(株) 代表 関根 健次 氏
ユナイテッドピープル(株)
代表 関根 健次 氏

    ──設立から20年。これまでを振り返っての感想をお聞かせください。

 関根健次氏(以下、関根) 当社は設立以来、「人と人をつないで世界の課題解決をする」をミッションに掲げてきました。そのミッションはこれからも変わることはありません。ただ設立当時は、募金サイトの運営を手がけていました。事業が軌道に乗りまして、NGO、NPO、国連機関などに寄付を行っていたのですが、残念ながら戦争や紛争の勃発、環境破壊などに歯止めをかけることはできませんでした。

 「金銭面の援助だけでなく、社会システムそのものを変えていかなければ」と考えてスタートさせたのが映画事業です。映画は人の感情を揺さぶる力をもっていると確信しています。映画は人が行動を起こすきっかけとして機能しうるのです。

 2009年から映画事業を開始、SDGsをテーマにした映画の配給・制作などを行ってきました。当社はミッションに掲げているように「人と人をつなぐ」ことが大切だと考え、映画を観た後、その映画について家族や友人と語り合い、より良い未来をつくるにはどうすればよいかをディスカッションすることを推奨してきました。その延長線として映画の上映会開催サイト「cinemo(シネモ)」を開設しました。

 シネモの由来は「シネマをもっとあなたの街へ」で、誰でも上映会を主催できる映画の貸し出しサービスです。思い思いの場所で、それぞれのスタイルで上映会を開催していただき、その後、映画についての感想を述べ合うことで新たな発見があるかもしれませんし、仲間ができるかもしれません。映画を通じて世界の課題を知り、その解決方法を学ぶこともできるでしょう。

cinemo
cinemo

 ──5月からは法人向けのオンライン映画配信サービスをスタートさせたそうですね。

 関根 当社は映画館での公開や、シネモでの上映会開催、教育機関向けのDVD販売なども行っています。このたび、企業などの皆さまにもSDGs関連の映画を観ていただきたいと考えてSDGsをテーマにした映画を配信する「cinemo.biz(シネモドットビズ)」をスタートさせました。

 社会人になると忙しく、会社の皆で集まって映画を観る時間もないでしょう。このサービスはオンライン配信で72時間鑑賞が可能ですので、たとえば週末に自宅など、思い思いの場所で映画鑑賞をすることが可能です。会社だと普段はなかなか、他部署の人と交流する機会がないと思いますが、映画を観た後、社内全体で語り合うことで、SDGsについての理解が深まると思いますし、サステナブルな事業を推進していくためにも有効な手段になるのではないでしょうか。

(つづく)

【新貝 竜也】


<PROFILE>
関根 健次
(せきね けんじ)
ユナイテッドピープル(株)代表取締役、(一社)国際平和映像祭 代表理事。ベロイト大学経済学部卒。大学の卒業旅行の途中、偶然訪れた紛争地で世界の現実を知り、後に平和実現が人生のミッションとなる。2002年、世界の課題解決を事業目的とするユナイテッドピープル(株)を創業。09年から映画事業を開始。14年より誰でも社会課題・SDGsテーマの映画上映会を開催できる「cinemo(シネモ)」を運営開始。映画『もったいないキッチン』プロデューサー。21年9月21日、ピースデーにワイン事業「ユナイテッドピープルワイン」を開業。


<COMPANY INFORMATION>
代 表:関根 健次
所在地:福岡県糸島市二丈浜窪491-1
設 立:2002年7月
資本金:1,250万円
URL:https://unitedpeople.jp


※映画の上映会参加や、上映会主催はcinemoへ
 https://www.cinemo.info

※cinemo.biz(シネモ・ドット・ビズ)
 https://unitedpeople.jp/cinemobiz

※ユナイテッドピープルワイン
 https://upwine.jp

(中)

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