【コロナ禍を越えて(11)】日本人は「無宗教人」になる
-
19日の日曜日、筆者と妻、それぞれの兄妹(3人)の三回忌供養をするために東京に行った。3人とも病院から最期の立ち会いを拒まれた。実兄には遺骨になってからしか接することができなかった。
また長男も入院中だが、当然のごとくお見舞いができない。おそらく臨終直前(3カ月以内)になっても面会は無理だろう。火葬場に立ち会うことは可能かもしれないが…。そして葬儀は家族葬が主流になってきた。
コロナ禍を越えたとしても、この少所帯の葬儀方式は定着するだろう。こちらも葬儀に参列する機会を失ってしまえば、故人の記憶・印象が一瞬にして薄れてしまう。
調布市のお寺にあるお墓に参った。住職は「先祖さまのご供養ありがとうございます。故人も喜んでおられることでしょう。しかし、最近は本当にお寺さんまいりが少なくなりました」とこぼす。
「日本人は無宗教である」と外国から指摘を受けてきたが、どうやらその性根がコロナ禍によって露わになった感じである。
関連記事
2024年4月26日 17:302024年4月8日 14:102024年4月3日 15:002024年4月25日 14:002024年4月15日 17:202024年4月5日 17:402024年4月25日 14:00
最近の人気記事
2024年4月23日 16:35
2024年4月25日 15:15
2024年4月26日 06:00
2024年4月18日 06:00
2024年4月25日 13:00
週間アクセスランキング
まちかど風景
2024年4月8日 09:30
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す
- 業界注目!特集
-
産廃処理最前線
サステナブルな社会を目指す
- MAX WORLD監修
-
パーム油やPKSの情報を発信
パームエナジーニュース