2024年04月21日( 日 )

屋外広告・許可申請の手順と注意すべきポイント【手続き解説編】

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許可申請の流れ

申請書 イメージ    前回は、「屋外広告とは何か」「屋外広告を出す場合には許可が必要」という話をしました。今回は引き続き、「屋外広告物」を出すために必要な許可申請のやり方を紹介します。屋外広告物許可申請の流れを簡単に解説すると、大まかに以下のようになります。

1.設置を検討している住所と、広告物の種類、サイズを確認する
2.該当する自治体の広告物の制限を調べる
3.設置を検討している場所が許可区域なのかどうか確認する
4.許可申請の書類を準備する
 4-1.必要書類と今後の流れ、申請してから許可が降りるまでの期間を確認する
5.必要書類を準備し、自治体の担当窓口に提出する
6.手数料を納付する
7.納付後、1~2週間ほどで許可が下り、許可証が発行される
8.広告物を設置し、完了後には設置報告書を自治体に提出する
 8-1.許可には期限が設けられているため、期日を過ぎても広告物の設置を継続する場合は継続申請の手続きを行う
 8-2.撤去した場合は除却届を提出する

 許可申請のポイントは、作業ステップごとに「条例に違反していないか」「必要書類がそろっているか」を確認することです。たとえば福岡市では、屋外広告許可申請を出すにあたり「事前相談」の機会が設けられています。屋外広告を出すにあたって、わからないことがある場合は、まず自治体の窓口に相談するといいでしょう。

申請手続きのポイント

 屋外広告物許可申請の手続きを行う際のポイントは、「許可書」「許可証票」がもらえるまで(広告設置の施工に着手できるまで)に約2週間、必要書類の不備などがあればそれ以上の期間が必要になる可能性があります。

 「早く広告物を設置したい」あるいは「広告物の設置日が決まっている」といった場合は、早めに申請の準備を、漏れなく行うことが必要です。広告を出したい地域が、条例によって禁止区域や禁止物件に該当する場合は、早めに申請しても許可が下りることはありませんので、該当地域が禁止区域や禁止物件でないことを、早めに確認しておきましょう。

 また、屋外広告には、面積や高さの上限や広告に使用できない色が決まっています。申請と同時に広告の製作を進める場合は、広告のサイズや使用する色についても確認が必要です。

 今回は、屋外広告物許可申請の流れの具体的な流れと、申請のポイントを紹介しました。屋外広告法は、景観を守り、自然の風景を害することのないよう、また公衆に害を与えることのないように定められています。そして広告は、人に見てもらい何がしかの行動をしてもらうために出すものです。法律を守り、まちの景観を損なわず、かつ自分の店に興味をもってもらえる広告を出し、集客につなげましょう。


<プロフィール>
山本 啓一

(やまもと・けいいち)
1973年生まれ。大学に5年在学し中退。フリーターを1年経験後、福岡で2年ほど芸人生活を送る。漫才・コントを学び舞台や数回テレビに出るがまったく売れずに引退。27歳で初就職し、過酷な飛び込み営業を経験。努力の末、入社3年後には社内トップとなる売上高1億円を達成。2004年、31歳でエンドライン(株)を創業。わずか2年半で年商1億2,000万円の会社に成長させる。「エッジの効いたアナログ販促」と「成果が見えるメディアサービス」でリアル店舗をモリアゲる「モリアゲアドバイザー」として、福岡を中心として全国にサービス展開中。

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