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2015年08月19日 10:12

回復期リハビリの要、セラピストを育てる(2)

学生たちを育てることに誇りを持つ

 回復期リハビリテーション病院を関東地区に増設することを目指す巨樹の会が属するカマチグループ(本部:福岡市東区、蒲池真澄会長)には、社会医療法人財団池友会、医療法人社団緑野会などの医療法人の他、看護師、理学療法士、作業療法士、助産師などを育成する学校法人福岡保健学院がある。このような学校で、蒲池会長は看護師、セラピストの養成を行っている。

福岡看護専門学校<

福岡看護専門学校

 九州・山口には、福岡看護専門学校(福岡市)、小倉リハビリテーション学院(北九州市)、下関看護リハビリテーション学校(山口県下関市)、福岡和白リハビリテーション学院(福岡市)、武雄看護リハビリテーション学校(佐賀県武雄市)、福岡水巻看護助産学校(福岡県水巻町)の6校、関東には八千代リハビリテーション学校(千葉県八千代市)1校がある。また助産学科の実習施設としても機能しているみずまき助産院ひだまりの家がある。

 各学校間では、通常ネットを用いた会議を行い盛んに情報交換を行っているが、交流会も定期的に行っている。今年8月は福岡県宗像市神湊にある同グループの保養所へ主任クラス以上62名が集まった。その規模は、武雄看護リハビリテーション学校が幹事役を務め、九州・山口圏の学校はもちろん、千葉県にある八千代リハビリテーション学校からも参加するというもの。「こうやって看護とセラピストの教育者が全国規模で交流を行っているグループ学校は、全国的に見ても例がないのではないかと思います」と参加者のひとりである統括副学校長は語った。その様子からは、看護師やセラピストを育てるという自分の仕事に誇りを持って取り組んでいるのが感じられた。

 グループ内に対し、蒲池会長がとくに重点を置いているのは、「看護とセラピストたちが良いコミュニケーションを行えること」だそうだ。グループ病院でも、看護師とセラピストの連携が確かであることを特長のひとつとし、患者や利用者たちからも評価を受けているが、その特長は、まず教育者の意識から始まる、ということなのだろう。教育者たちの考え、姿勢が学生たちに与える影響は大きい。

(つづく)
【黒岩 理恵子】

 
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