2024年06月26日( 水 )

令和の採用活動ノウハウ(11)25卒の採用で意識すべき3つのハイブリッドとは?

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 今回は、2025年卒の採用活動についてのノウハウを3つご紹介したいと思います。3つのノウハウに共通するキーワードは「ハイブリッド」です。

1. インターンシップの対面とオンラインのハイブリッド開催

 23卒や24卒を対象に実施したインターンシップの内容が、対面形式かオンライン形式かを調査したグラフによると、対面形式のインターンシップでは「実務体験」が最多で56%である一方、オンライン形式では「業界・事業紹介」が最多で80%となっています。内容を大きく分類すると、「体験提供は対面形式が多い」「知識提供はオンライン形式が多い」ということがわかります。

 体験を提供するのか、知識を提供するのかを自社の採用ターゲットと照らし合わせながら、対面・オンラインのいずれも複数回を開催すると良いでしょう。

<実施形式別 インターンシップ内容タイプ>
※引用
HR総研:2023年&2024年新卒採用動向調査 結果報告
【24卒採用選考編】

2. ナビサイトと逆求人サービスのハイブリッド利用

 実際に大学生が利用している就職ナビサイトをまとめたものを見ると、文系・理系ともに「マイナビ」が圧倒的に多く、それぞれ文系48%、理系39%となっています。また、最近の学生の傾向として、「逆求人サービスの利用増加」が挙げられます。学生が自身のプロフィールを公開し、そのプロフィールを見て企業側がスカウトメールを送るサービスです。これからの新卒採用では、ナビサイトに掲載して学生からのアプローチを待つだけでなく、オファーを送信するという攻めの姿勢も大切になると思います。

3. 自社社員と外部人材のハイブリッド組織

 関東経済産業局の外部人材活用ガイダンスによると、少子高齢化で労働人口が減ったため、これからは外部人材の活用も視野に入れることが提示されています。外部人材の活用は、必要な技術やノウハウの獲得ができ、自社社員の労働環境の是正にもつながるほか、新しい視点が社内に加わり、イノベーションを生むきっかけとなる可能性があります。

 新卒採用のトレンドは毎年のように移り変わるほか、採用担当者と就活生の年齢差は拡大し続けます。そのため、できるだけ学生に年齢が近い若手社員の方に新卒採用を手伝ってもらうことや、外部人材として現役の大学生に意見を聞くことも手段としてはありそうです。

 新卒採用は毎年の早期化・少子高齢化にともない、どんどん難易度が上がっています。今回紹介した3つのハイブリッドも、来年にはまた状況が変わっているかもしれませんが、25年卒の採用活動で少しでもお役に立てば幸いです。


<プロフィール>
高村 一光
(たかむら・いっこう)
大学生限定のビジネスコミュニティ『仕事塾』代表
1994年生まれ。福岡中央高校・西南学院大学を卒業。2017年から21年9月まで人材大手企業のパーソルキャリア(株)にて、法人の採用支援コンサルタントとして勤務。退職後、前職で培った経験を基に開設したビジネスコミュニティ『仕事塾』を本格始動。現役の大学生が企業の新卒採用を支援する『学生人事』を展開し、ミスマッチをなくすために活動中。

(10・後)

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