2024年05月02日( 木 )

久留米シティプラザがオープン

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kurume 27日、福岡県久留米市六ツ門町に「久留米シティプラザ」がオープンした。同施設は久留米市が総事業費165億円以上をかけて、市役所横の老朽化した市民会館の移転先として建設したもの。開業前は「総合都市プラザ」の名称で建設計画が進められ、2年前の1月の久留米市長選挙でも争点となった。構想から約5年。ついにその日が来た。

 オープン初日の27日はプラザ内で開館記念式典が開催された。かつて、この地は久留米井筒屋と六角堂広場があった。施設の外壁にはガラスが多用されているが、周囲はレンガ壁で、かつての久留米井筒屋を彷彿とさせる。施設内にはコンサートホールや会議室、スタジオなどがあり、今後、様々なイベントが行われる予定だ。また、以前から、この地にあった六角堂広場も復活。全天候型の広場として生まれ変わった。

 一階部分には調剤薬局とローソンが一体となった「ローソンミズ」が入居したほか、久留米市に本社のある洋菓子店「銀のスプーン」、その他にも飲食店などが入居している。

 実際に多くのイベントが行われることで、商店街の人通りを増やし、街を活性化することができるか。中心市街地が活性化しなければ、この施設が出来た意味はない。久留米シティプラザが市民や商店主らに笑顔をもたらせることができるか、注目が集まる。

建物はガラス張りの開放感のあるスペースが多いようだ。一階部分にはコンビニや飲食店が入居している<

建物はガラス張りの開放感のあるスペースが多いようだ。一階部分にはコンビニや飲食店が入居している

生まれ変わった六角堂広場でオープニングイベントが行われた<

生まれ変わった六角堂広場でオープニングイベントが行われた

 

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