2024年04月27日( 土 )

生まれ変わるホテルセントラーザ博多に糸島の幸多数

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セントラーザからオリエンタルへ

 JR博多駅そばの博多駅中央街で、33年間営業を続けてきた「ホテルセントラーザ博多」が、9月30日で閉館する。閉館後は、約半年間の改装工事を経て、2019年4月に「オリエンタルホテル福岡 博多ステーション(以下、オリエンタルホテル福岡)」としてリブランドオープンする予定だ。

 オリエンタルホテル福岡は、地上11階(地下2階)建てで、延面積18,599m2の客室数全221室(内訳:ダブル99室、ツイン・トリプル・フォース121室、ユニバーサル1室)。ホテルの運営は、国内で「ヒルトン」など有名ホテルの経営も手がける(株)ホテルマネージメントジャパンが担当する。

▲新しいホテルロゴ

 

▲客室イメージ:心地よい上質さを感じる空間

 

糸島の幸も味わえる

 オリエンタルホテル福岡の地下エリアには「Eat Localy」をコンセプトにしたレストランが入り、地元福岡の農園や養鶏場と提携した地産地消のメニューが提供される。とくに注目されるのが、観光地として九州内外で知名度が向上している“糸島の幸”だ。

 糸島の酪農家たちが知恵を出し合い、搾りたてのおいしい牛乳を原料につくり上げた、のむヨーグルト『伊都物語』。指でつまめるほど弾力がある卵の黄味が特徴的な、「つまんでご卵(らん)」など、同レストランでは多数の糸島産の食材を楽しむことができる。

 セントラーザ博多の担当者は「地元福岡の食材にこだわった結果として、各食材の提供が決定しました。出店店舗名はまだお話することはできませんが、順次HPなどでご報告させていただきます」と話しており、福岡を代表する最高の食材がどのようなかたちで提供されるのか、期待が高まる。

 JR博多駅そばの宿泊施設としてだけでなく、福岡の地元食材を上質な雰囲気のなかで味わえる場としても、「オリエンタルホテル福岡 博多ステーション」は並み居る競合ホテルのなかで、存在感を発揮できるだけのポテンシャルを秘めているといえる。

【代 源太朗】

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