2024年04月27日( 土 )

厚労省、コロナ患者数が多い地域にマスクの売渡し指示

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 厚生労働省は3日、新型コロナウイルス感染症患者が多い地域に、一般家庭用マスクの製造販売事業者と輸入事業者に売渡しを指示した。

 政府内の新型コロナウイルス感染症対策本部での総理指示を受け、国民生活安定緊急措置法に基づいたもの。人口に占める患者数の割合がとくに大きい地域として、北海道中富良野町(5,019人、2,198世帯)と同北見市(11万7,806人、6万1,638世帯)に優先配布する

 1世帯あたり約40枚程度の配布を行うとしているが、限られた数量のなか、できるだけ多くの住民に配布する観点から、初回の配布は各世帯に7枚入りのマスク(大人用)を1パック配布し、残り30枚程度のマスクについては数量を確保次第、配布する予定。3月5日以降に日本郵便を通じて配達する。

 厚労省の発表によると、新型コロナウイルス感染症の現在の状況は5日現在、国内感染者は317名で、うち患者数287名、無症状病原体保有者(感染を受けたが、症状を発症していない状態)は30名確認されている。

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