糸島市運動公園の誕生、3つの機能を備えた交流拠点へ（4）

2020年9月12日 13:00

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誰もが憩い楽しめる交流拠点へ

　糸島市では、もとより市民の憩いの場である公園が少なかった。このことは糸島市運動公園整備・管理運営事業の整備計画作成時点における、都市公園等面積からも明らかである（図2参照）。

　10万1,870人（20年6月末現在の数字）の市民が暮らす糸島市において、誰もが心置きなく憩い、楽しめる交流拠点の新設は、遅かれ早かれ必要だったといえる。糸島市運動公園整備・管理運営事業が、市を代表する新たなランドマークとして、交流人口の増加や市民生活の満足度向上につながることを期待したい。

糸島市企画部経営戦略課課長市丸直広氏

　糸島市運動公園には、武道場が整備されます。剣道、柔道も盛んな糸島市ですので、これを機に、さらに盛り上がってくれればと期待しております。また、近年プレイ人口が増加傾向にあるフットサル用のコートやトレーニングルームも整備されますので、多種多様なスポーツ、運動を通じて、市民の皆さまの健康増進につながればと考えております。

糸島市企画部経営戦略課　運動公園整備係長横田憲介氏

　県大会の開催も可能な水準の運動施設を整備しますが、運動公園はスポーツだけではなく、各種イベントの開催など、子どもや高齢者から障がい者の方まで、さまざまな方が幅広く利用でき、楽しむことができる、そういった魅力ある公園にしていきたいと考えています。

（了）

【代　源太朗】

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