2024年04月27日( 土 )

自己資本比率ランキング 首位はマルキョウ84.6% 最下位は山形屋ストア2.2%

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 貸借対照表の把握できた主要27社の前期の自己資本比率を調べたところ、最高はマルキョウの84.6%、2位ハンズマン73.7%、3位タイヨー70.4%の順だった。ワースト順は1位山形屋ストア2.2%、2位トキハインダストリー8.9%、3位ロッキー9.9%で、3社が10%未満だった。

 財務の健全性を示す自己資本比率は高いことにこしたことはないが、高いばかりが能ではない。上位3社とも長期にわたり出店を見送っていた。マルキョウは3月11年ぶりに居抜きで新店を出した。ハンズマンは来年、大阪府に9年ぶりに出店する。

 マルキョウは長短借入ゼロの完全無借金経営で、タイヨーもリース債務を含め期末の有利子負債はわずか38億円。出店投資をしていないため借入が減り財務内容は良くなる。

 4位で66.7%のアスタラビスタは長期にわたり出店を見送っていたが、昨年祐徳自動車から食品スーパーを買収したのに続きみやま市に新店を出した。

 流通企業の場合、健全経営の目安は自己資本比率30%以上とされる。27社中、12社がこれを下回る。

※この記事は有料記事です。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

流通メルマガのご案内

 流通メルマガは沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1カ月間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームからお申し込みください。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

関連記事