【再掲】2050年代を見据えた福岡のグランドデザイン構想(42)~ディズニー・フォレスト構想の可能性(1)
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C&C21研究会 理事 下川 弘 氏
前回(お金を生み出す「森や公園」の構想)、現福岡空港跡地を活用して、そこにお金を生み出す森や公園をつくる「ディズニー・フォレスト」構想を提案した。
そのコンセプトとしては、森をテーマにしたディズニーのキャラクターたち――たとえば「くまのプーさん」や「眠れる森の美女」などと、世界中の動物や鳥たちのいる自然のなかで、刺激的な冒険が楽しめる「都市のなかに出現する自然環境の創出」をテーマにしたリゾート・テーマ・パークである。
さらに、現在は中央区の南公園内にある福岡市動植物園も移転させて一体化し、動物の保護や教育・研究の施設なども設ける。
その効果としては、下記のような項目が考えられる。
(1)絶大なるキャラクターたちがいる
(2)老若男女、とくに子どもたちに夢を与える
(3)「おもてなし」による世界的な集客が望める
(4)約350haの大規模な開発ができる
(5)環境を重視した提案ができる
(6)地域雇用につながる
(7)周辺商業に影響を与える
(8)統合型リゾートと一体開発ができる
(9)安定した収益につながる
(10)その他(つづく)
<プロフィール>
下川 弘(しもかわ・ひろし)
1961年生まれ、福岡県出身。熊本大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程を修了後、87年4月に(株)間組(現・(株)安藤・間)に入社。建築設計第一部や技術本部、総合企画本部企画部などを経て、99年1月には九州支店営業部に配属。その後、建築営業本部やベトナム現地法人、本社土木事業本部営業部長などを経て、2020年9月から九州支店建築営業部営業部長を務める。社外では99年9月からC&C21研究会事務局長(21年8月から理事)を務めるほか、体験活動協会FEA理事、(一社)日本プロジェクト産業協議会の国土・未来プロジェクト研究会幹事、(一社)防災教育指導協会顧問など数々の要職に就いている。関連キーワード
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