2022年01月25日( 火 )
by データ・マックス

信念は「建物をつくる人たちを守る」 高品質な足場を提供し続ける

(株)ダイワ 代表取締役社長
田中 克典 氏

九州トップシェアの足場施工会社

(株)ダイワ ビケ事業部

 創業から40余年を数え、九州地区内ビケ足場レンタル業界ではトップクラスの実績を誇る(株)ダイワ。(株)大和技研のビケ事業部として1986年4月に発足し、90年2月に分離し法人化したのが同社の始まりである。2000年には太陽光発電システムの施工・販売を開始し、業容を拡大。17年には吊り足場で高い安全性を保つ「GSシステム」と次世代足場()「NDシステム ダーウィン」を導入。そして、18年にはグループ会社大和技研がドローンスクールの運営を手がけるなど、さまざまな技術を取り入れることに余念がない。

 そうした飽くなきチャレンジ精神の源泉には、ビケ足場事業発足時から変わらない「建物をつくる人たちを守る」という信念がある。今や北部九州エリアで14の拠点をもち、売上高40億円超の企業にまで成長した同社だが、現在も日々知識を習得し、新技術を磨くことで、顧客に満足される足場の提供を目指している。

 田中克典社長も「会社の利益に直結するのは『職人の力』です。そのため、当社は足場業界で九州一といえるほど教育には力を入れています」と話すように、人材の育成に重きを置いている同社。新入社員には、安全管理指導部に所属する資格をもつベテラン社員が、現場に入る前に1カ月かけてしっかりと技術指導を行う。もちろん現場に出てからのフォロー体制も万全だ。資格取得支援制度も充実している。国家試験の取得支援をはじめ、巻き上げ機等の特別教育、玉掛けやフォークリフト等の技能講習会、ビケ足場施工士の試験対策を行う社内検定など、「学びたい」という社員の意欲を全面的にバックアップしている。

※次世代足場:現在の主流である「枠足場」「くさび緊結式足場」「単管足場」などの規格を安全面・施工面・管理面から全面的に洗い直した、文字通り次世代規格となった足場の総称。 ^

誇れる仕事を若者に

(株)ダイワ 会社案内冊子「BIKEMEN Style」
BIKEMEN Style

 「現場で汗を流して働く職人はカッコイイ!をもっと多くの人に知ってもらいたい」いう思いから、同社は12年よりユニークな取り組みを始めた。「美形男(ビケメン)」というホームページの運営だ。内容は、現場で活躍するビケメンたちのON&OFFなどを公開するというもの。さらにそこから派生して、ファッション雑誌風に仕上げた会社案内冊子「BIKEMEN Style」を制作し、フリーペーパーとして誰もが手にとって楽しめるよう設置場所を拡大させている。

 また、多く稼ぎたい人向けの請負型と、プライベートとのバランスを保ちたい人向けの正社員型との、2パターンの働き方を選べることも同社の魅力の1つといえよう。途中で雇用形態を変えられることも働き手にとってはありがたい。

 「安全をつくり出すのは、設備ではなくあくまでも人。表舞台には大きく出ないが、人の感動を生み出すかけがえのない仕事ですので、プライドをもって業務に励んでもらいたい」。そう語る田中社長の表情は明るく輝いていた。


<INFORMATION>
代表取締役会長:田中 利雄
代表取締役社長:田中 克典
所在地:福岡市城南区東油山4-17-1
設 立:1990年2月
資本金:5,000万円
TEL:092-865-2000
URL:http://www.bike-daiwa.co.jp

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