2024年04月26日( 金 )

【福岡】国際金融機能の誘致に向けたフォーラム開催

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外国・外資系企業のオフィスに対する交付金概要
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※このほか、300万円を上限額に設立費用への交付金もあり。詳細はチーム福岡公式HP(https://financialcity.fukuoka.jp/)
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詳細はチーム福岡公式HP

福岡進出企業概要

MCPホールディングス・リミテッド

MCPホールディングス・リミテッド

 香港を本拠地として、米国や日本、韓国に拠点を有する、アジア最大級の独立系オルタナティブ投資運用グループ。19年間のグローバル運用の実績がある。

CapBridge Financial Pte. Ltd.

CapBridge Financial Pte. Ltd.

 シンガポール金融管理局の認可を得て、資金調達を目指す未上場企業に対し、世界中の投資家とのマッチングを支援するプラットフォームを運営する。

ダルマ・キャピタル(株)

ダルマ・キャピタル(株)

 国内法人で唯一、金融商品取引法に基づき登録された高速取引行為者(HFT)。東証・福証およびPTSで取引される株式の90%以上の銘柄に対してマーケットメイクを行い、とりわけ、PTSにおいては公式マーケットメイカーとして1日数百億円の流動性を提供する。

curioo kids

curioo kids

 世界6カ国でアフタースクールを運営。次世代のリーダーを育てるべく、テクノロジーや創造力といった、子どもたちの可能性を最大限拡げるスキルとマインドセットを育む最先端の教育プログラムを提供している。

ONE ASIA LAWYERS

ONE ASIA LAWYERS

 ASEAN、南アジア各国にオフィス・メンバーファームを構えることで、ワンストップの法律プラットフォームを実現した、日本で最初のASEAN+南アジア法務特化型法律事務所。「クオリティ・スピード・フィー」にこだわったサービスの提供を行う。

融資ではなく出資の活性化を

 福岡市では、地場企業や市民に国際金融機能の誘致への理解を深めてもらう目的で1月24日、「国際金融機能の誘致に向けたフォーラム」を開催した。

 ここで高島市長は、次のように意気込みを語った。

 「今から8年ほど前、福岡の証券取引所を活性化させる目的で、勉強会の開催などをシンガポールと連携して進めてきました。さまざまな事情から実を結ぶことはありませんでしたが、2020年、香港情勢の不安定化にともない、『国際金融都市の受け皿を日本へ』という機運が高まってきました。その際に、政府が候補地として挙げたのが、東京、大阪、そして福岡です。このチャンスを逃すわけにはいかない。私はまず、九州電力の池辺社長にご相談しました。すると、『これはオール福岡で進めていこう』とご協力を快諾いただき、現在のチーム福岡の取り組みにつながっています。関係者さまのご尽力もあり、MCP、CAPBRIDGEなど、関連企業誘致でもすでに実績を上げています。天神ビッグバン、博多コネクティッドといったハード面のリニューアル、そして、国際金融機能の誘致によるソフト面の新陳代謝向上を並行して行っていくことで、国際金融都市の実現を進めてまいります。そして、福岡の未来を担う子どもたちが、大きな夢を抱き、その夢をこの福岡で叶えられるようにしていきたいと考えています」。

国際金融機能の誘致に向けたフォーラムで話す髙島市長
国際金融機能の誘致に向けたフォーラムで話す髙島市長

【立野 夏海】

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