22年上半期 福岡市の開発動向、博多区がマンションで独走(前)
-
【博多区】計画戸数市内トップ
22年上半期の計画戸数2,074戸で1位となった博多区。注目される物件は、JR博多駅から徒歩10分圏内の好立地で進む「(仮称)博多駅東3丁目ビル」。テナント付きの共同住宅で、建築物の概要はRC造11階建て、延床面積1,400m2のワンルーム23戸、ワンルーム外3戸。建築主は個人で、設計者は照栄建設(株)となっている。
このほか、博多区ではRC造7階建て、延床面積3,180.44m2のワンルーム外32戸を計画する大英産業(株)による「(仮称)サンパーク雑餉隈駅グラッセイ」や、(株)オープンハウス・ディベロップメントによる「(仮称)オープンレジデンシア博多井相田」(RC造13階建て、延床面積3,069.09m2、ワンルーム外36戸)など幅広い物件が顔をそろえた。
【東区】人口最多で安定推移
21年下半期に引き続き、計画戸数2位となった東区の人口は32万8,052人で、市内最多(福岡市推計人口・22年6月1日現在)を誇る。
注目される物件は、商業ビル「ビッグマートビル」跡地で計画されている「(仮称)千早5丁目計画」。建築主は(株)長谷工コーポレーションと九州旅客鉄道(株)で、建築物の概要はRC造15階建て、延床面積8,700m2のワンルーム182戸、ワンルーム外28戸。西鉄・JRともに香椎駅および千早駅を設置しており、交通アクセスに優れていることから、香椎駅・千早駅周辺エリアでは、このほかにも多くの物件が開発されている。
東区ではほかにも、海の中道へのアクセスも良い和白丘で有明商事(株)による「(仮称)LIBERTY和白丘A棟・B棟」(A棟:RC造地上5階建て、延床面積999.14m2、ワンルーム外15戸/B棟:同、延床面積924.12m2、ワンルーム外19戸)のほか、(株)リアンによる「(仮称)リアンシエルブルー香椎駅前」(RC造10階建て、延床面積2,350.10m2、ワンルーム54戸)など、複数の注目物件が計画されている。
【代 源太朗】
- 1
- 2
月刊誌 I・Bまちづくりに記事を書きませんか?
福岡のまちに関すること、再開発に関すること、建設・不動産業界に関することなどをテーマにオリジナル記事を執筆いただける方を募集しております。
記事の内容は、インタビュー、エリア紹介、業界の課題、統計情報の分析などです。詳しくは掲載実績をご参照ください。
企画から取材、写真撮影、執筆までできる方を募集しております。また、こちらから内容をオーダーすることもございます。報酬は1記事1万円程度から。現在、業界に身を置いている方や趣味で再開発に興味がある方なども大歓迎です。
ご応募いただける場合は、こちらまで。その際、あらかじめ執筆した記事を添付いただけるとスムーズです。不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください。(返信にお時間いただく可能性がございます)関連キーワード
関連記事
2024年5月2日 15:452024年5月2日 11:302024年4月30日 10:082024年5月2日 18:002024年5月2日 17:502024年5月1日 15:002024年4月25日 14:00
最近の人気記事
まちかど風景
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す
- 業界注目!特集
-
産廃処理最前線
サステナブルな社会を目指す
- MAX WORLD監修
-
パーム油やPKSの情報を発信
パームエナジーニュース