今週22日(月)から23日(火)に電話をかけて話した経営者3人が海外、いや、もはや海外とはいえないほど近くてつながりの深い韓国、台湾、ベトナムに旅行していたことが判明した。それぞれA、B、Cとしておく。
Aは韓国で賭博をすることが目的であった。しかし、客があまりにも多く、勝負することができないまま帰国の途に着いた。「カジノの従業員を大幅にリストラしていたため、提供できるゲームの回数が減った。そのため、勝負できる局面に縁が無かった」と説明する。
台湾へ渡ったBはトップ企業の経営者や学者らとの討議・交流を行った。「経営者および幹部の大半はアメリカへの留学経験がある。台湾大学の学者らのレベルは非常に高い。産学協同の連携プレーが進んでおり羨ましい限りである。事業への姿勢の熱心さは日本と比較しても上をいっている。現在の時点では、むしろ台湾に学ぶべきではなかろうか。久しぶりに興奮して帰ってきた」と報告してくれた。
ベトナムを視察してきたCは5年ぶりの再訪問となった。目的は人材確保。「激変していて驚いた。中国から工場が移転してきたことで『世界の工場の代わり』としての役割をはたしている。それで非常に活気がある。しかし、懸念することもある。それは、ベトナムでの日本の存在があまりにも軽量化していることだ。日本へ行くよりも台湾・韓国へ行くほうが稼げるという認識が広まっている。人材確保は非常に難しいものだと改めて知った」と落胆していた。
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