日本情報クリエイト、24年6月期中間決算で大幅増収増益、不動産DXが追い風
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日本情報クリエイト(株)(本社:宮崎県都城市、辻村都雄代表、東証グロース)は2月14日、24年6月期の連結第2四半期決算を発表した。それによると、売上高は20億2,900万円(前年同期比14.3%増)、営業利益は2億600万円(同104.6%増)、経常利益は2億620万円(同49.0%増)、四半期純利益は1億6,500万円(同54.2%増)で、大幅な増収増益となった。
同社グループが不動産業務支援として提供するSaaS型クラウドサービスが好調に推移していることにある。その背景として、不動産業界では慢性的な人手不足や、新規参入事業者のIT設備投資需要の増加、22年5月の改正宅地建物取引業法により解禁となった「不動産取引の全面電子化」、23年10月施行のインボイス制度、24年1月施行の電子帳簿保存法によって業界全体にDX促進の機運が高まっていることがある。
通期の業績については、売上高は44億円(前期比16.7%増)、営業利益は7億円(同112.3%増)、経常利益は7億円(同86.2%増)、当期純利益は3億8,000万円(同105.1%増)で、増収とさらなる増益を予想している。
【寺村 朋輝】
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