2024年04月27日( 土 )

争奪戦! 医療ビルがゲストハウスに?~福岡市

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海外観光客の宿泊ニーズに応じて、増加していると言われるマンションの空き部屋を利用するかたちの「民泊」。福岡市でも、そのニーズは高く、インターネットの紹介サイトなどで集客し、大繁盛しているところも多いようだ。「国際交流が楽しみという利用者が多い。他国の人と一緒になるという緊張感があるせいか、利用マナーはとても良い」と、市内の民泊業者は語る。しかし、「民泊」があるマンションでは、「オートロックのドアの前でたむろし、一緒になかへ入ろうとする」と、外国人の出入りに不安を感じる住民から苦情の声もあがっている。


 住民とのトラブルに発展する可能性を心配する業者も少なくはない。なかには、マンションなどの住居施設から移転を考える業者もいる。「美野島(福岡市博多区)では、医療ビルの1フロアをゲストハウス目的で借りようという2者の奪い合いになった」とは、市内の不動産業者。医療施設用に作られた60坪のフロアがゲストハウスに最適と考えられたようだ。これから福岡市では、さまざまな形態のゲストハウスがオープンしていくかもしれない。

 

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