【異色の芸術家・中島氏(45)】小説『カラスの麦畑:ゴッホの告白』を出版

 福岡市在住の異色の芸術家、劇団エーテル主宰の中島淳一氏がこのほど小説『カラスの麦畑:ゴッホの告白』をKindleで出版した(Amazon)。

 これは、ひとりの画家の「告白」である。

 ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。彼は本当に、自ら命を絶ったのか。 それとも──。

 アルル、サン・レミー、そしてオーヴェール。光に満ちた南仏の大地と、深い夜の闇の中で、彼は何を見ていたのか。狂気と正気の狭間で、 彼の内面には絶えず幻視と啓示が訪れていた。糸杉は炎のように燃え上がり、 星々は魂の声として夜空に渦を描く。そして最後に描かれた「カラスの麦畑」。

 それは死の象徴なのか。 それとも、永遠への解放なのか。

 本書は、ゴッホ自身の語りによって構成された、ひとつの魂の記録である。苦悩、祈り、愛、そして創造──。すべてを削り出すようにして描き続けた画家の、最後の真実。

 これは伝記ではない。 ひとりの画家が、この世界に遺した 「沈黙の言葉」である。

 文学と芸術、そして存在の深淵に触れる、静かで激しい告白の書。

Amazonより

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