2日午後3時53分ごろ、航空自衛隊築城基地(福岡県築上郡築上町西八田)所属の戦闘機2機が、基地から西に200キロ離れた洋上で接触事故を起こした。
事故を起こしたのは同基地第6飛行隊に所属するF2戦闘機2機。相互外観点検を実施中に接触し、1機は垂直尾翼の一部を損傷、別の機は左ミサイルランチャーの一部を損傷した。破損した部品は洋上に落下したとみられているが、同基地によると回収されたかどうかは不明で、2機はともに午後4時30分ごろに基地に帰還しており、乗員にけがなどはないという。
相互外観点検は通常の訓練後に外観を確認する作業で、通常は並行して飛行しながら点検作業を行っているが、今回の事故で接触するまで接近した理由はわかっていない。
築城基地所属の戦闘機事故では、2008年9月11日にF15戦闘機が山口県沖に墜落し、パイロット1人が緊急脱出していた。
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