2022年05月19日( 木 )
by データ・マックス

【陣原駅前開発(4)】街なか拠点のモデルケースに、心豊かな暮らしを陣原で実現

使命はまちづくりへの貢献

大英産業(株) 北部九州・山口事業部 用地・商品開発課 課長 川井晋氏
大英産業(株)
北部九州・山口事業部 用地・商品開発課
課長 川井晋氏

 北九州を拠点に、九州全域で新築分譲マンション「サンパーク」や新築分譲戸建「サンコート」シリーズなどを供給する大英産業(株)。住まいの提供を通じてまちづくりに貢献する同社は、JR陣原駅南口エリアにおける再開発プロジェクト「街なか発展拠点」整備に参画した。(医)しょうわ会による医療提供、(株)松尾組による商業施設誘致の話が先行して進むなか、同社の住まいの併設という提案が高く評価されたかたちだ。駅前という好立地に、「医・商・住」複合施設を兼ね備える同整備計画は、同社が経営理念に掲げる「元気な街、心豊かな暮らし」を体現するものでもある。

 今回、「住」の部分で陣原エリアのブランド向上に挑戦する同社の川井課長は、「良質な住まいの提供を通じた、街の持続的発展を目指す当社にとって、挑戦しがいのあるプロジェクトだと考えています。陣原は黒崎~折尾に挟まれていることもあり、決して目立つエリアではありませんが、当社の戸建販売実績だけで見ても、生活拠点として相応の需要があるエリアといえます。周辺環境が更新されれば、市も認める高いポテンシャルを十分に発揮できるはずです」と、新たなまちづくりへの期待感を話す。

 同社が手がけるマンションには、街なか居住を促進する役割が求められている。駅前という好条件を最大限生かすべく、駐車場は人気の高い平置きを採用。マンションはRC造13階建ての全48戸で、部屋タイプは主に3LDKを想定している。スーパーが隣接するという生活利便性の高さに加え、同一敷地内に病院があることによる、老後の生活までを見据えた安心で豊かな生活を提案。また、構想段階ではあるが、マンション住民向けのサービスとして、医療施設(病院・薬局)至近という利点を生かした健康診断の実施や、広場を利用した防災訓練、イベント開催なども視野に入れる。

街なか拠点のモデルケースに

JR陣原駅
JR陣原駅

 陣原駅前に「医・商・住」複合施設が整備されることで、夜間も明かりが灯り、周辺地域の防犯性向上にもつながる。また、地域を代表するランドマークが創出されることで、交流人口の増加にも寄与する。このように、まち全体に波及効果が望める開発というのは、同社の経営理念とも合致する。

 「当社は地元のイベントに積極的に参加し、地域の皆さまと触れ合う機会を設けることで、笑顔あふれる明るいまちづくりを目指しています。陣原においても、今回の開発を通して、黒崎~折尾を結ぶ、医療施設を核とした豊かな街として発展していければと考えています」(川井課長)。

 「医・商・住」をまとめた陣原駅前の再開発。高齢化が進む地方における街なか拠点のモデルケースとなることを期待したい。

(了)

【代 源太朗】

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