水道創設100周年、福岡市の節水型都市づくり
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水道事業の始まりは、大正時代
福岡市の水道事業は、1923(大正12)年の曲渕水源地(現・曲渕ダム)、平尾山浄水講場(現・福岡市植物園)からの通水開始でスタートを切った。
福岡市水道局では、2023年3月に市の水道事業が100周年の節目を迎えることから、今年3月から1年を通じて「水道創設100周年記念事業」を行う。記念事業の目的は、市民をはじめとする水源地域・流域におけるすべての関係者にこれまでの感謝を伝える機会の創出のほか、次の100年も良質な水道水の供給を通じて、市民の暮らしと都市の成長を支えていくという決意表明にある。
創設100周年を記念して、新たにキャッチコピーとロゴマーク、特設ウェブサイトが制作されたほか、今年3月には始まりの地でもある福岡市植物園を舞台に、水道に関するクイズに挑戦するクイズラリーなどのオープニングイベントも開催された。各記念事業の企画策定については、市が公募による提案競技を実施し、最優秀提案者として(株)テツシンデザイン・(株)Zero-Tenの共同事業体が選定された。
キャッチコピー: “未来へ、つなぐ。”
これまで数多くの困難を克服してきた先人たちの努力と、苦難を共に乗り越え、一緒に歩んできた市民の皆さまや、水源地域・流域の方々に感謝し、これからも安全で良質な水道水を供給し続けていくという決意を示している。
ロゴマークについて
「雨や川などの自然のめぐみの水」「そこから集まって暮らしの中を巡る水」「緑をはじめとする環境と共にある水」を表し、形を変えて巡り続ける水の循環と、未来に向けて持続可能な水道を構築する使命を胸に水のバトンをつなぐ意思、を表している。
【代 源太朗】
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