2024年05月04日( 土 )

アプライド、24年期中間決算は増収増益

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 アプライド(株)(本社:福岡市博多区、岡義治代表/東証スタンダード)の24年3月期第2四半期連結決算は売上高195億8,000万円(前年同期比19.2%増)、営業利益7億6,900万円(同51.9%増)、経常利益7億7,800万円(同52.7%増)、四半期純利益5億2,500万円(同63.2%増)と増収増益となった。

 法改正への対応やルーティン業務の効率化、コスト削減を目的としたデジタル化への需要増加などにより、企業のIT投資が底堅く推移。そうしたなか、同社グループのコアビジネスであるIT事業においては顧客増大と深耕に注力している。

 セグメント別では、「パソコン・ゲーム事業」において業種別用途別に特化した法人向け製品ラインナップの追加展開により新たな法人顧客を獲得し、売上高145億6,100万円(同8.8%増)を計上。「化粧品・雑貨事業」では地域密着型販促によって会員数を増加させたほか、卸売販売が堅調に推移したことで、売上高48億7,100万円(同64.6%増)と大幅増収となった。一方で、「出版・広告事業」は売上高1億5,000万円(同1.7%増)と微増にとどまった。

 通期予測については、売上高400億円(前期比3.6%増)、営業利益18億円(同3.6%増)、経常利益18億円(同2.7%増)、当期純利益11億円(同0.1%増)と増収増益を見込んでいる。

【坂田 憲治】

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