2022年01月21日( 金 )
by データ・マックス

平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録

 ジャーナリスト元木昌彦氏による回顧録。
 日本経済が「華やかだった時代」の出版社の内側や、記者たちとの交流を描く。

<プロフィール>
元木 昌彦(もとき・まさひこ)

 ジャーナリスト。
 1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長・社長。
 現在は『インターネット報道協会』代表理事。元上智大学、明治学院大学、大正大学などで非常勤講師。
平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(21)
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平成13年7月。私が講談社から子会社の三推社へ移って間もなく、ノンフィクション作家の本田靖春から手紙をもらった。「このた…
企業・経済 一般
平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(20)
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講談社の株主総会は毎年2月後半にある。私は役員になったことがないから詳らかには知らないが、局長以上の人事がここで決まるよ…
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平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(19)
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振り返ると、私の講談社人生は、編集長を辞してからが「実人生」だったと思う。それまでは夢物語とまではいわないが、地を足で踏…
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平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(18)
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週現編集長在籍は5年半。社史『物語講談社の100年』によれば最長である。自分でいうのもおかしいが、他社も含めて、これほど…
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平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(17)
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私には愛社精神がない。大学は早稲田だが愛校精神など全くない。だが、自分が携わってきた週刊現代、フライデー、廃刊になってし…
企業・経済 一般
「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」(16)
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オウム事件の話に入る前に、週現時代の私の仕事の仕方について触れておきたい。今でも、かつての部員たちに会うと、「あんたの編…
企業・経済 一般
「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」(15)
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私が週刊現代編集長だったのは平成4年から平成9年までの約5年半だった。販売に調べて貰ったら、この間の平均実売率は82%を…
一般 企業・経済
「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」(14)
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その男は月刊現代編集部にノソッと入ってきて、ボソッといった。「元木さんいますか」それが松田賢弥との出会いだった。先輩から…
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「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」(13)
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「ヘア・ヌード」という言葉を作ったのは私である。胸を張っていえることではないが、このジャパングリッシュを生み出したことで…
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「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」(12)
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汗が体中から噴き出してくる。冬近い晩秋の街を走るタクシーの中は涼しいはずなのに、私の頭も顔も背中も、汗水漬くである。おま…
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「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」(11)
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7月9日、ジャニーズ王国を一代で築いたジャニー喜多川が亡くなった。享年87。翌日のスポーツ紙は全紙、一面全部を使って賛辞…
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「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」(10)
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編集部の床の上に鮮血が小山のように盛り上がっていた。朝、10時を少し過ぎた頃、やくざ風の2人組の男がずかずかと入って来て…
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「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」(9)
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幸福の科学事件に触れる前に、ビートたけしの率いる「たけし軍団」がフライデー編集部に乗り込んできた事件の「後日談」について…
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平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(8)
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フライデー編集長は森岩弘。雑誌全体の流れを掴むのには進行係がいいだろうといわれた。まあそうだろうなと了解した。進行表をつ…
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平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(7)
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講談社はオーナー企業である。上場はしていない。小学館、新潮社もそうだが、菊池寛がつくった文藝春秋はそうではない。したがっ…
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平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(6)
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今回書くのはカネにまつわる話だが、決して告発しようというのではない。いかに講談社という会社が今とは違って、すべてにおいて…
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平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(5)
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中西ミツ子は私にこういった。「今の心境ですか?私の人生だから、やらないで後悔するよりも、やって後悔したかった。私も必死だ…
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平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(4)
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昭和が終わった日のことはよく覚えている。1月7日、土曜日。私は地下鉄東西線「落合」駅から中山競馬場へ行こうとしていた。駅…
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平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(3)
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講談社入社以来、平成13年(2001年)に子会社にすっ飛ばされるまで、銀座のクラブや新宿のゴールデン街を含めて、呑み代と…
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平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(2)
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お袋にビジネススクールに行くとウソをついて、当時新宿にあったバーテンダースクールへ通い出したのは、大学1年の秋だった。カ…
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