【圓應寺暴行事件】2次被害に苦しむ被害者家族~何者かが、地元メディアにデマをばら撒き
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浄土宗・圓應寺(福岡市中央区)の三木英信副住職による弟子に対する暴力事件の被害者家族が、卑劣で陰湿な中傷デマによる2次被害に遭っていることがわかった。
地元テレビ局や新聞社あてにファックスなどで送られていたのは、被害者青年の父親に関するもの。父親が勤務する学校で監督を務める部活動について、「(被害者青年の)母親が販売に関与する飲料を、父親は自分が監督を務める部活動で部員に強制的に購入させている。購入しなかった部員はレギュラーからはずされた」などと、まったくの事実無根のデマが書き連ねられている。
被害者家族には、地元テレビ局のKBC九州朝日放送の記者から電話で問い合わせがあり、読売新聞の記者は直接学校に訪れるなどしているため、被害者家族のみならず学校側も対応に追われるなどの被害が出ている。
父親は、「(地元メディアに送られた)ファックスに書かれているような事実はいっさいない」と断言したうえで、「必要であれば部活動のOB名簿などを渡して調べてもらってもいいし、全校集会を開いてでも潔白を証明する覚悟がある。なぜ、こんな目にあわなければならないのか」と、怒りをあらわにする。
被害者家族は、誹謗中傷ファックスの発信元を特定するために刑事告訴の準備を始めている。たとえ非通知発信であっても、自宅や職場から発信されたものであれば容易に発信元を特定することができ、コンビニなどから発信されたものであれば、防犯ビデオなどの提供を受けて発信者を特定できるという。
圓應寺暴行事件をめぐっては、Twitterなどで父親が勤務する学校名を特定した誹謗中傷などが続いていた。それらSNS上の投稿との関係も含めて、卑劣なデマ・ファックスの背後に誰がいるのか、真相究明が始まっている。
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