2024年04月26日( 金 )

必見第280回UIチャンネル鳩山・玉城・呉屋・屋良討論

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 NetIB-Newsでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。今回は必要性のない巨大な米軍基地を建設するという愚行を止めさせるには政治を変えることが必要だと訴えた1月24日付の記事を紹介する。


鳩山友紀夫元首相が理事長を務める東アジア共同体研究所が毎週動画を配信されている。1月21日放送された第280回UIチャンネルはすべての主権者必見のものである。

玉城デニー県知事・金秀グループの呉屋守将会長・屋良朝博さんが鳩山友紀夫と議論
https://www.youTube.com/watch?v=WkoHpNb2CnU

ちなみに、第254回UIチャンネルでは私が出演させていただき、鳩山元首相と対談をさせていただいた。

第254回UIチャンネル 鳩山友紀夫氏×植草一秀氏
https://www.youTube.com/watch?v=pRMOTkBhU8w

市民政権樹立に向けての方策についてお話しさせていただいた。こちらも、併せてご高覧賜れればありがたく思う。

第280回UIチャンネルには、
玉城デニー沖縄県知事
呉屋守将金秀グループ会長
屋良朝博元沖縄タイムス論説委員
が出演され、鳩山元首相とディスカッションをされた。

沖縄では現在、辺野古の美しい海が破壊されて米軍基地建設が強行されている。
昨年9月30日に実施された沖縄県知事選では、その是非が最大の争点とされ、辺野古基地建設阻止を訴えた玉城デニー氏が9万票の大差をつけて安倍内閣支援候補の佐喜眞淳氏に圧勝した。

2014年の知事選においても、最大の争点は辺野古米軍基地建設の是非だった。この選挙でも沖縄県民は、「辺野古に基地を造らせない」意思を明示した。
沖縄のことは沖縄が決める。これが地方自治の本旨である。
沖縄県民が総意で、辺野古に基地を造らせないとの意思を明示しているにもかかわらず、安倍内閣は辺野古基地建設を強行している。その理由は、安倍内閣が米国に服従する内閣であるからだ。
日本の主権者の意向ではなく、米国の命令に服従する。これが安倍内閣の基本スタンスである。

番組に出演された屋良朝博氏が指摘したように、安倍内閣である限りは、辺野古米軍基地建設を強行するというスタンスに変化は生じないだろう。意味もない、単なる税金の無駄遣いである辺野古米軍基地建設を強行する愚行を中止させるには、政治を変えるしかない。

2019年は政治決戦の年である。安倍政治を刷新するべきだと考える主権者が連帯して行動し、政治の現状を変えることこそ、2019年の最大の課題になる。
沖縄の問題を考えるうえで、第280回UIチャンネルは、非常に参考になるので、ぜひとも日本中の主権者に同番組を閲覧いただきたいと思う。

これは沖縄だけの問題ではない。政治は主権者の意思にどう向き合うべきかという意味を持つ問題なのだ。
沖縄駐留の海兵隊は現在6,000人規模である。しかし、米軍再編によって、その数は800人にまで縮小する。必要な施設は8分の1に減少するのである。したがって、辺野古に新たな巨大な米軍基地を建設する必要性が存在しないのだ。

※続きは1月24日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」「東アジアの平和でなく不安定化推進の安倍内閣」で。


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・植草一秀の『知られざる真実』

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