2024年04月19日( 金 )

【特別対談】組合の使命は「電気を安全にお届けする」

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福岡県電気工事業工業組合

社会貢献活動にも力を入れ、電気工事業者の地位向上へ

 ──建設業界では「けんせつ小町」など女性の活躍の場が増えてきている印象ですが、電気工事業界ではいかがですか。

 樋口 業界全体としてはまだ多くはありませんが、営業や設計、積算、経理、施工管理などのほか、実際の現場施工に至るまで、さまざまな場面で女性の活躍の場が増えてきていることは間違いありません。全国各地の電気工事組合でも、徐々に「女性部」を設立するところが増えてきており、女性同士の交流や、技術の向上、働き方向上の支援などを行っている模様です。

 堀内 ただ残念ながら、福岡県工組ではまだ女性部はありませんし、九州では今のところ女性部があるのは熊本県電気工事業工業組合だけです。福岡県工組でも早く立ち上げたいとは思っているのですが、発起人になっていただける女性の社長や幹部社員などの手がなかなか挙がらないのが現状です。福岡の電気工事業界でも、女性の活躍の場を整えていくためにも、まずは男女問わず働きやすい業界を目指して、さまざまな取り組みを進めていかなければなりませんね。

 ──シニア人材の活用については、いかがですか。

 堀内 たとえば九電工や九州電力などに勤めていた方が、定年を機に電気安全サービスの調査業務に入ってくるケースなどありますが、まだ元気で働ける方については、定年後の再雇用でぜひ活躍していただきたいと思っております。

組合員支援のため、適宜会議を実施
組合員支援のため、適宜会議を実施

 ──最後に、福岡県工組としてこれから取り組んでいきたいこと、果たすべき役割などについてお聞かせください。

 樋口 やはり、電気工事業者の地位を向上させていくことが、組合の責務だと思っています。そのためには、ボランティアなどの社会貢献活動にも積極的に取り組んでいかなければなりません。たとえば私が所属する八幡支部の青年部では、毎年冬にボランティアで「皿倉山イルミネーション」の設営などを行っています。そうした地域の活性化に向けた社会貢献活動にも、今後さらに力を入れていきたいですね。

 そして、我々電気工事業界の使命は、皆さまに電気を安全にお届けすることだと思っております。これからも、電気という重要な生活インフラを支える縁の下の力持ちとしての役割を果たすためにも、組合員の支援と業界の発展のために尽力していきたいと思います。

(了)

【文・構成:坂田 憲治】


<プロフィール>
福岡県電気工事業工業組合 理事長
樋口 和宏
(ひぐち・かずひろ)
(株)ハッセイ 代表取締役
福岡県電気工事業工業組合 理事長 樋口 和宏 氏1958年5月、北九州市出身。西日本工業大学建築学科を中退後、79年10月に(株)八西電業社(現・(株)ハッセイ)に入社し、88年6月に同社専務取締役に就任。91年3月には(有)黒崎エンジニアの代表取締役も兼務。96年4月に(株)ハッセイの代表取締役に就任した。福岡県電気工事業工業組合・理事長のほか、(一社)全九州電気工事業協会・副会長、全日本電気工事業工業組合連合会・理事などの数々の要職も務める。

<プロフィール>
福岡県電気工事業工業組合 副理事長
堀内 重夫
(ほりうち・しげお)
(株)堀内電気 代表取締役
福岡県電気工事業工業組合 副理事長 堀内 重夫 氏1958年12月、福岡県大野城市出身。筑紫工業高等学校(現・筑紫台高等学校)を卒業後、地元の電気工事会社に就職。86年に堀内電気工事店を創業。97年に(株)堀内電気として法人化。2017年5月に福岡電気工事業協同組合副理事長、21年5月に同理事長に就任。福岡県電気工事業工業組合・副理事長も務める。


<INFORMATION>
福岡県電気工事業工業組合

理事長:樋口 和宏
所在地:福岡市中央区高砂1-18-14
設 立:1959年5月
TEL:092-523-7747
URL:http://www.fukuokakenkoso.com

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