マンションみらい価値研究所がマンション敷地内公園の実態調査レポートを発信~居住者の生活スタイルや社会情勢とともに移り変わる、公園・プレイロットのあり方
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大和ハウスグループの大和ライフネクスト(株)(東京都港区、石崎順子代表取締役社長)の分譲マンション総合研究所「マンションみらい価値研究所」は、マンション敷地内の公園・プレイロット(幼児向けの遊び場)の実態を調査し、レポートにまとめた。
調査結果によると、現在同社が管理を受託する491 組合がマンション敷地内に公園・プレイロットを設置しており、築年数が 20 年以上および戸数の多いマンションに設置されている傾向にある。マンション販売時には、20 代から 30 代の子育て世代に人気だが、現在の「遊具の設置数と残存率」を調査したところ、「砂場」「スプリング遊具」「ブランコ」の残存率は5 割を満たない。
その理由として、「スプリング遊具」「ブランコ」は使用時の事故が多く、また子育て層の減少などにより撤去が進んでしまった。しかしその一方で昨今の外出自粛・三密防止の観点から公園・プレイロットの利用率が上がり、もともと撤去を検討していた管理組合が、「議案を廃案とした」「遊具の緊急点検を実施した」「危険があると考えられる遊具にロープを張って使用できないように措置を講じた」という報告もあった。
今後も、居住者の生活様式だけでなく、自然災害や社会情勢などさまざまな時代の変化の様相により、公園・プレイロットの在り方も移り変わっていくと予測する。
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