ベトナム人が転落死 労働安全衛生法違反容疑で、佐賀県唐津市の屋根工事業者を書類送検
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福岡中央労働基準監督署は1日、労働安全衛生法違反の疑いで、佐賀県唐津市の(有)屋根工事ウラタおよび同社専務を福岡地検に書類送検した。
福岡中央労働基準監督署によると、9月にウラタのベトナム人作業員が糸島市で民家の屋根の補修作業をしていた際に転落して死亡する事故が発生していた。同署はウラタが現場において転落を防止するために囲いを設置するなどの措置を講じていなかったことから、悪質であると判断し、書類送検した。
ベトナム人作業員は技能実習生として来日。新型コロナウイルスの感染拡大により帰国が困難なため、在留資格を「特定活動」に切り替えて勤務していた。
【茅野 雅弘】
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