【7/20～8/9】皇室の名宝―皇室と九州をむすぶ美―九州国立博物館

　九州国立博物館で7月20日から8月9日まで特別展「皇室の名宝―皇室と九州をむすぶ美―」が開催される。

　新元号「令和」ゆかりの地、太宰府において、皇室の名宝を紹介する本展覧会では、宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する皇室のコレクションのなかから、皇室の御慶事に際して九州各地から献上された品々や、各時代の日本美術の名品をとおして、皇室の文化継承、皇室と九州の深いつながりを紹介する。時代を越えて皇室が守り伝えてきた貴重なコレクションが、九州の地でまとまって公開される初めての機会となる。

　また、期間中、関連イベントとして、薩摩焼の窯元の十五代沈壽官氏（駐鹿児島大韓民国名誉総領事）らによる対談、講演、リレー講座などが開催される（申し込みは7月9日まで）。

（1）記念対談

「やきもの王国 九州と近代の皇室」
日時： 7月24日（土）午後1時30分〜午後3時30分
出演：十五代沈壽官 氏（陶芸家）、岡本隆志 氏（宮内庁三の丸尚蔵館・主任研究官）

（2）記念講演会

8月8日（日）午後1時30分〜午後3時
講師：太田彩 氏（宮内庁三の丸尚蔵館・首席研究官）

（3）特別展リレー講座

日時：令和3年8月1日（日）
　　　午後1時30分〜午後2時10分　「九州と帝室技芸員」
　　　　講師：望月規史 氏（九州国立博物館主任研究員）
　　　午後2時20分〜午後3時　「皇室と九州・沖縄をむすぶ美」
　　　　講師：原田あゆみ 氏（九州国立博物館文化財課長）

会　場　：九州国立博物館1階ミュージアムホール
定　員　：140名
　　　　　＊聴講無料、ただし本展観覧券もしくはQRチケット画面の提示が必要
申し込み：九州国立博物館HP を参照

【茅野　雅弘】