2024年04月27日( 土 )

フードウェイグループ 24年2月期売上高367億円、25年2月期に400億円超えへ

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後藤圭介フードウェイ社長
後藤圭介フードウェイ社長

    食品スーパーや精肉、鮮魚小売などを手がけるフードウェイグループ(福岡市早良区)は9日に2024年方針発表会を行い、24年2月期の売上高が367億円になることをグループ代表取締役社長・後藤圭介氏が明らかにした。

 計画を上回る約47億円の増収となったが、内訳は食品スーパーの(株)フードウェイが230億円、ミート事業((株)ミートイン・ハイマート、(株)エムツー)が113億円、その他事業が23億円((株)絆、(株)KCJapan、(株)魚蔵、(株)大臣ほか)。

 「フードウェイ」業態では「MARK IS みなとみらい店」ら3店を新設したほか、精肉小売「牛蔵」を松屋銀座店に出店した。また、鮮魚部門を分社化し、(株)魚蔵(福岡市早良区)を設立し福岡県下に3店舗を出店したほか、回転寿司の「すし大臣」を5店舗展開する(株)大臣(佐賀県鳥栖市)を子会社化した。祖業の精肉部門に強みを有する同グループだが、鮮魚部門の躍進が目立った。

 25年2月期は「フードウェイ」で野間大池店(福岡市南区)、上大岡mioka店(横浜市)、長崎スタジアムシティ店(長崎市)の出店が確定、「牛蔵」も東急ツインズ町田店へ出店する。売上高405億円を計画している。

 中期経営計画では今後も九州地区で年間2~3店、関東地区で1~2点の出店やM&Aの活用により、28年2月期までの売上高500億円超えを目指す。近年関東地区での出店が加速していることに対応し、関東本部を関東東海支社へ変更する。

 後藤氏は年度スローガンに「進化」と「深化」を掲げ、技術や接客力の向上に努めることを確約し取引先ら約300名の出席者に謝意を示した。

フードウェイグループの役員陣
フードウェイグループの役員陣

【鹿島 譲二】

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