2024年04月26日( 金 )

中国要人、九州を誰も知らず

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 福岡の老舗中国向け旅行社のA社長は必死で中国国内での客集め(日本向け観光客)に奔走している。若いときに商社に勤めていて北京に5年赴任していた。そこで要人たちとの信頼関係を築いたことを踏まえて中国向け専門の旅行社を立ち上げた。

 A氏自身が中国人と間違われるほど流暢に中国語を駆使する。その能力も手伝って業績は進展した。ところがこの5~6年、日本国内は【嫌中意識】が蔓延して中国行の旅行者が激減した。当然、A社の業績は悪化するようになる。そこでようやく日本向けの中国人客集めに中国国内を飛び回る羽目となった。

 ところがだ!!何処に行っても窓口の要人たちから【九州って何処にあるの?】と質問を浴びせられるとか。【いやー、こんなに九州が無名とは知らなかった】とA氏は嘆いいている。

 

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