2024年04月27日( 土 )

【西日本豪雨】久留米市内の商業施設も被害に

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 6日の記録的な豪雨により、福岡県小郡市の「イオン小郡ショッピングセンター」が営業を休止し、現在復旧作業が行われている。運営会社のイオン九州(株)は、依然として復旧の見通しが立っていないとしており、「営業再開のメドが立ち次第、ホームページなどで改めてお知らせしたい」とコメントしている。

 また、小郡市に隣接する久留米市でも大きな被害があった。九州自動車道「久留米インター」周辺では複数の商業施設が冠水した。9日の夕方頃、現地を訪れたが、各店の従業員らが撤去作業や、掃除などを行っていた。
 210号線バイパス(久留米東バイパス)沿いにある「ドン・キホーテ楽市楽座久留米店」では、従業員総出で水を被って売り物にならなくなってしまったペットボトル飲料の中身を抜き出す作業などを行っていた。また、施設のいたるところで放水車が出動し、地面にこびりついた泥を除去する光景も見られた。
 この地区は地域最大の商業施設「ゆめタウン久留米」を中心に映画館、飲食店、小売店などが複数あり、市内で最も賑わっている地域とされているだけに今回の豪雨による被害の影響は大きそうだ。なお、「ゆめタウン久留米」の被害は少なく、現在通常営業を行っている。

イオン小郡は営業再開のメド立たず

久留米市の小売店は掃除などの後片付けに追われる


<日刊マックス流通のご案内>

 日刊マックス流通は沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1カ月間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームでお申し込み下さい。

※「日刊マックス流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

 

関連キーワード

関連記事