政治経済学者・植草一秀氏のブログ記事を抜粋して紹介。
2022年3月28日 11:25
ロシアで戦争反対のデモを行う市民が当局によって摘発されることを日本のメディアが大きく報道するが、同様の政府対応が日本国内で見られることを日本のメディアは大きく報道しない。
2022年3月24日 17:06
岸田内閣はまん延防止等重点措置をすべての都道府県で解除するとともに、いきなり旅行および会食の推進策を実施した。オミクロン株の感染は高水準を維持している。
2022年3月22日 11:16
ウクライナでいま最も大切なことは即時停戦を実現すること。人命を守ることを最優先すべきだ。ウクライナに軍事支援して戦乱を長期膠着状態に移行させることは戦乱による被害を拡大させる。
2022年3月18日 14:43
日本衰退の主因は非合理主義、反知性主義にある。論理的に整合性のないことを押し通す。知性と科学的知見に裏打ちされた行動を示さない。先の大戦も同じ。
2022年3月17日 16:54
鈴木宗男参議院議員が3月13日、札幌市での講演で、ロシアのウクライナ侵攻に関して力による主権侵害や領土拡張は断じて認められないとしたうえで、「原因をつくった側にも責任がある」と述べたが、正論である。
2022年3月15日 13:15
ウクライナ問題で最重要であるのは停戦の実現。戦争は人類の悲劇。戦争のない世界を実現しなければならない。この意味でロシアの行動は正当化されない。紛争の解決に武力を用いないこと。これが平和を維持する根幹だ。。
2022年3月14日 15:14
ウクライナ問題を理解するための基礎情報を提供してくれるのがオリバー・ストーン監督のドキュメンタリー映画『ウクライナ・オン・ファイヤー』。ウェブ検索していただければ、日本語字幕付き動画を視聴できる。
2022年3月11日 13:00
ウクライナで勃発した2つの政府転覆争乱。2004年と2014年に生じている。この争乱の背景と意味を理解しないと現在の問題を理解できない。理解を助けてくれるのがオリバー・ストーン監督作品の『ウクライナ・オン・ファイヤー』。
2022年3月7日 15:09
メディアが流す情報は統制が取れている。悪魔のロシア。正義のウクライナ。そして、正義を代表する米国。世界はいまロシアを打倒するために結束している。
2022年3月2日 14:50
米国がアフガニスタンに軍事侵攻した際、あるいはイラクに軍事侵攻した際、西側メディアはアフガニスタンやイラクの惨状を十分に伝えていない。今回のウクライナ報道と天地の開きがある。
2022年2月28日 11:30
国際的の紛争又は事態の調整又は解決を平和的手段によって且つ正義及び国際法の原則に従って実現すること。これが国際連合の考え方。その前提に人民の同権及び自決の原則の尊重に基礎をおくことがある。
2022年2月25日 14:50
ウクライナをめぐる報道が過熱している。ロシアが「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認した。同時に、両共和国とロシアは「友好協力・相互援助条約」にも署名した。
2022年2月24日 11:50
ワクチン2回接種が感染防止の意味を失ったため「ワクチン・検査パッケージ制度」が停止に追い込まれた。オミクロン株ではワクチン接種を受けている者が多く感染している。
2022年2月21日 14:45
入国規制緩和を求める大きな理由の1つは産業界が安価な外国人労働力の利用拡大を求めていること。中国の人権問題を批判する日本が国内の人権問題に目を向けないことはダブルスタンダードのそのもの。
2022年2月18日 13:30
皇室関係者が「提携校進学制度」を利用して超難関高校に入学するとの報道がなされている。この高校の受験日に皇室関係者が受験したことで「一般受験」したとの報道もあったが違っていた。
2022年2月16日 10:49
2021年1月から11月までの日本の死者数は前年同期比で6万6,904人の増加になった。2020年の死者数は前年比8,338人の減少。11年ぶりの減少を記録した。
2022年2月14日 13:22
日本の元首相5名が欧州連合(EU)欧州委員会に対して送付した書簡による声明に対する批判を政府とメディアが流布しているが、批判は正当なものと言えない。